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那須野が原博物館
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収蔵品Collections

自然資料

主に那須野が原とその周辺の動植物・地質関係標本を収集・保管しています。昆虫分野は加賀谷直明トンボ類コレクションを始め、チョウ類、甲虫類(オサムシ類、カミキリムシ類)等を保管しています。 また、地質分野は、塩原地区から産出する更新世の植物化石や中新世の貝化石を収蔵しています。さらに、那須塩原市出身の地質学者・提橋昇氏の地下水探査資料群を保管しています。 その他、植物分野では星忠直植物コレクションが加わり、さらに現在那須野が原の自然調査会による那須塩原市産植物標本の作製が進められています。

昆虫標本

昆虫標本

加賀谷直明トンボ類コレクションを中心に、県内外のチョウ類・トンボ類・甲虫類(オサムシ類・カミキリムシ類)・ハチ類・アブ類等を収蔵しています。また展示用の比較標本として、東南アジア・オセアニア・南米・アフリカ産等の標本も収蔵しています。

加賀谷直明トンボ類コレクション(一部)

チョウ類コレクション(一部)

マイマイカブリ

コノハムシ

地質標本

地質標本

化石標本として、那須塩原市上塩原の塩原湖成層から産出する通称「木の葉石」と呼ばれる植物・昆虫化石(新生代第四紀更新世)を収蔵しています。 「木の葉石」はこれまでに170種類を超える植物が確認されており、保存状態も極めて良いことで知られています。また、鹿股沢層(新生代第三紀中新世)の貝化石を保管しています。 鹿股沢層の下部から中部は塩原動物群に属し、主要なものではカネハラカガミ・カネハラヒオウギなどが挙げられます。 さらに、比較用の標本として、ストロマトライト・三葉虫・ウミユリ・リンボク・アンモナイト・昆虫・シーラカンス・マンモス・バイソンなどを収集しています。
その他、地質関係の資料として、提橋昇地下水探査資料群を収蔵しています。提橋昇氏は昭和30年代から那須野が原を中心に電気探査機による地下水探査を実施しました。 那須野が原は水利に乏しい地域で、地下水探査の結果をもとに電気揚水が計画的に進められるようになり、農業の振興に大きく貢献されました。

木の葉石

貝化石(カネハラカガミ)

アンモナイト(プラセンチセラス)

電気探査機