館長挨拶
■ 館長からのメッセージ
ようこそ、那須野が原博物館へ。
当館は平成16年(2004年)4月に開館し、本年で23年目を迎えました。那須塩原市および那須野が原一帯をフィールドに、「那須野が原の開拓と自然・文化のいとなみ」をテーマとして、さまざまな分野から地域の特色に光を当ててきました。
「那須野が原の自然と文化を探求する博物館」「地域の記憶を伝える博物館」「市民との協働を大切にする博物館」という3つの理念のもと、過去から現在、そして未来へとつながる活動を続けています。
現在、当館の収蔵品は10万点を超えています。槻沢遺跡から出土した深鉢形土器(国指定重要文化財)や、日本近代洋画の草分けとして知られる高橋由一の作品群をはじめ、明治期の那須野が原開拓に関する資料、地域の動植物の標本など、多彩な資料を収蔵しています。これらの大切な資料を守りながら、これからも継続的に収集を重ねていきます。あわせて、資料をもとに地域の調査研究を進め、その成果を紀要や研究発表会などでわかりやすくお伝えしていきます。
令和8年度は、特別展「JOMON ツキノキザワ ―槻沢遺跡調査結果の再考―」「真相に迫れ! 科学捜査展」、企画展「世界人形紀行」「物語とリアル」の4本の企画展示を予定しています。また、成人向けのセミナーや講演会、子ども向けの体験教室や「なはくアートプロジェクト」、親子で楽しめる親子体験チャレンジなど、幅広い世代の皆さまにご参加いただける事業もご用意しています。
さらに当館では、学校見学の案内やミュージアムショップの運営、地域研究や土器づくり、資料の保全などに取り組む自主団体が活発に活動しています。これからも、こうした皆さまとのつながりを大切にしながら、親しみやすく魅力ある博物館を目指してまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
那須野が原博物館長
多和田 潤治



