平成30年度開催の展示
企画展
野州塩原－温泉と渓谷に魅せられた人々－
平成30年4月28日（土）～平成30年6月24日（日）
塩原は古くから脈々と引き継がれてきた温泉地ですが、近代に入ると道路や鉄道が整備され、当時の政府高官や文人、画人、研究者などの著名人が多く訪れるようになります。本展示では、塩原の歴史と自然それぞれの魅力を伝えるとともに、来塩した人々を軸に歴史や自然、文学や美術など様々な分野を横断して紹介しました。また、塩原の地質、歴史、観光をテーマにした座談会や、各分野の学芸員が入れ代わりながら展示を紹介する展示解説も行いました。
企画展
なす昆‘１８－昆虫採集、まっ最中！－
平成30年7月7日（土）～平成30年8月26日（日）
昆虫の特徴やくらしぶり、特技などをすんでいる環境ごとに紹介しました。また、「なす昆キャッチングセンター」をはじめ、「石おこし」や「吸虫管」、「ライトトラップ」など、昆虫採集をテーマにしたアクティビティやジオラマを設置。小さな子どもから大人まで、楽しみながら昆虫採集のポイントを理解していただけるよう工夫しました。期間中は県内で捕まえたカブトムシ・クワガタムシの最大・最小を競う「ミニクワ・ビックワコンテスト」を開催しました。
特別展
那須野が原に農場を-華族がめざした西洋
平成30年9月15日（土）～平成30年11月25日（日）
日本遺産認定・明治150年記念事業として「那須野が原に開設された華族農場」に焦点をあてた特別展を開催しました。農場の経営や別邸での生活について探ることを目的とした本展では、調度品や古文書など華族ゆかりの資料をはじめ、那須野が原で使用された西洋農具など農場に関する資料を紹介しました。また期間中、関連事業として記念講演会を2回、見学会を1回、緊急講演会を1回実施し、さまざまな視点から地域の歴史に親しんでいただきました。特別展に合わせて解説書『那須野が原に農場を-華族がめざした西洋-』を発行しました。