平成29年度開催の展示
ギャラリー展
那須塩原市レッドデータブック2017－守るべき生き物たち－
平成30年2月1日（木）～平成30年3月14日（水）
『那須塩原市レッドデータブック2017』の発行を記念して、ギャラリー展を開催しました。絶滅の恐れのある野生生物を分類群ごとに分け、減少の要因と保全の課題について写真パネルや標本、生体展示等で紹介しました。特に、タガメの大きなモニュメントと水槽展示は好評いただきました。また、期間中に同じテーマで那須塩原自然講座を開催し、希少な野生生物に対する理解を深めていただきました。
県移動展
みんなの鉱物大百科
平成29年12月23日（土）～平成30年4月15日（日）
鉱物は、私たちの生活の中では欠かせない身近なものですが、あまりよく知られていません。本展示では国内外の鉱物216点を用い、鉱物とは何か、鉱物の特性や分類、利用のされかたについてわかりやすく解説しました。また栃木県や那須塩原市で産出する鉱物も紹介しました。さらに実際に鉱物を割って探す体験を取り入れた記念講座と展示解説も行いました。
企画展
あなたの知らない古地図の世界
平成29年10月7日（土）～12月10日（日）
本展では、幕末期から昭和期までの地図を「古地図」と捉え、当館が所蔵する木版画、銅版画、鳥瞰図、地形図など多彩な地図83点を展示しました。第Ⅰ章では世界・日本・栃木にわけ、時代の流れとともに移り変わる地図に着目し、江戸時代、明治・大正・昭和期の地図を紹介しました。第Ⅱ章では、鉄道・温泉・お店・地下にわけ、伝えたい目的に合わせて表現された多様な地図を紹介しました。
特別展
大恐竜展Ⅱ －トリケラトプスとアジアの超肉食恐竜－
平成29年7月8日（土）～9月24日（日）
本展では、恐竜を系統ごとに展示し、主要なグループとその特徴を紹介しました。トリケラトプスやタルボサウルスなどの全身骨格標本14点をはじめ、実物の恐竜化石33点、復元模型3点を含む全120点を展示しました。また、期間中はワークショップ「恐竜の爪レプリカづくり」や記念講演会「最新恐竜学」を開催し、様々な側面から恐竜の魅力を紹介しました。
特別展
東京国立近代美術館工芸館名品展Ⅴ －これなぁに？－ ひろがる工芸
平成29年4月22日（土）～6月18日（日）
東京国立近代美術館工芸館所蔵の名品を紹介する５回目の特別展として、現代の優れた工芸作品を4部で構成し、陶磁、染織、金工、漆工、人形、ガラスなどの分野から多彩な広がりを見せる現代工芸作品43点を展示しました。本展は親子をはじめとする幅広い来館者に対して、ミニワークショップコーナーを設け、
体験を通して作品を鑑賞できる内容としました。
また、諸山正則氏を講師に招いた記念講演会や３回のワークショップを通して現代工芸の姿を紹介しました。