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那須野が原博物館
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過去の展示Past Exhibition

平成23年度開催の展示

日本のチョウ -北から南から-

企画展

日本のチョウ -北から南から-

平成24年2月18日(土)~5月13日(日)

日本のチョウ
日本のチョウ

展示では、本州に分布する種類から、北海道や南西諸島でしか見られないチョウまで、国内産のほとんどの種類を紹介しました。日本に生息するチョウ類を生息地域ごとに分け、色彩や大きさの違いなどを感じていただきました。

風景へのアプローチ-靄厓・由一・巴水-

企画展

風景へのアプローチ-靄厓・由一・巴水-

平成23年12月10日(土)~平成24年2月12日(日)

風景へのアプローチ
風景へのアプローチ

この企画展では、那須塩原市にゆかりの画家の作品を紹介しました。高久靄厓(1796~1843)は、杉渡土(現・那須塩原市越堀)出身で、江戸時代に活躍しました。 谷文晁の高弟で、山水画を得意としました。高橋由一(1828~1894)は、江戸時代から明治に活躍した近代洋画の先駆者です。当市とかかわりの深い三島通庸の依頼により、 東北スケッチ旅行を行い石版画下絵・石版画《三県道路完成記念帳》・《鑿道八景》を制作しています。川瀬巴水(1883~1957)は、大正・昭和を代表する風景版画家です。 処女作は塩原を題材とし、《塩原畑下り》を含む三部作です。名品の中に塩原を題材にしたものも数多くあります。
 今回の企画展では、靄厓が文晁に入門する直前に描いた大作《西園雅集図屏風》を修復後、初めて披露しました。

近代鉄道事情-那須野が原に汽笛が響く-

特別展

近代鉄道事情-那須野が原に汽笛が響く-

平成23年10月1日(土)~12月4日(日)

近代鉄道事情
近代鉄道事情

「第二の維新」といわれた鉄道。近代日本を形づくる重要なファクターでした。那須野が原博物館では、日本の近代と那須野が原を探る第2弾として、近代を牽引した「鉄道」にスポットを当てて特別展を開催しました。展示では、ペリー来航から日本鉄道会社・県内の鉄道とともに那須野が原に展開された鉄道を追い、鉄道のダイナミックな姿を描きました。また、展示図録も発行しました。各コーナーは下記のとおりです。

  1. 日本鉄道事始め-ペリー来航から新橋横浜間の鉄道開業-
  2. 日本鉄道会社と東北本線-東日本を貫く近代の動脈-
  3. 那須(西那須野)駅と黒磯駅の開業-那須野が原の新たな胎動-
  4. 栃木県内の鉄道・軌道-県内をつなぐ鉄道網と幻の鉄道計画-
  5. 鉄道コレクション-錦絵・機関車・時刻表・駅弁掛紙-

多くのお客様に来ていただきました。鉄道ファンの個々の対象分野をカバーすることは、もちろんできませんでしたが、鉄道に対する歴史や栃木県内の鉄道の動きなどは、ご理解いただけたかと思っております。

虫と花のミラクルワールド

企画展

虫と花のミラクルワールド

平成23年7月12日(火)~9月25日(日)

虫と花のミラクルワールド
虫と花のミラクルワールド

今回の企画展では、昆虫と植物の共進化をテーマに、両者が生み出した不思議な形態や相手を利用する巧みな戦略等を紹介しました。また、ミツバチの生態と人との関わりを大きく取り上げ、複雑な社会性などをご理解頂けたと思います。エントランスホールでは食虫植物を展示しました。関連イベント「利き“蜜”体験」では、100名を超える方々に様々な国産蜂蜜を試食いただきました。

東京国立近代美術館工芸館名品展Ⅱ 陶磁器と漆器の世界 土と彩り

特別展

東京国立近代美術館工芸館名品展Ⅱ 陶磁器と漆器の世界 土と彩り

平成23年4月23日(土)~6月26日(日)

東京国立近代美術館工芸館名品展Ⅱ
東京国立近代美術館工芸館名品展Ⅱ

東京国立近代美術館工芸館名品展も平成23年で2回目となり、陶磁器と漆器にスポットを当て開催しました。展示された作品は、総数61点でその内人間国宝の作品が45点となりました。陶磁器では、富本憲吉の《色絵金銀彩羊歯文八角箱》や濱田庄司の《柿釉丸紋大平鉢》、北大路魯山人の《金彩雲錦鉢》など37点を展示しました。一方、漆器では黒田辰秋の《赤漆流稜文飾箱》や高野松山の《牡丹木地蒔絵手箱》、松田権六の《蒔絵槙に四十雀模様二段卓》など24点を展示しました。それぞれの分野を代表する作品を一堂に展示した、見ごたえのある展覧会であったかと思います。
 ただ、東日本大震災からすぐの展覧会であったためか、お客様の数は前回に比べて下回っていました。また、展示準備も余震が続く中の展示であったため、揺れに対する対策を最大限に行っての開催でした。