このページの本文へ移動
那須野が原博物館
Loading
サイトマップ

過去の展示Past Exhibition

平成17年度開催の展示

地下水を求めて-提橋昇・地下水調査資料紹介-

テーマ展

地下水を求めて-提橋昇・地下水調査資料紹介-

平成18年2月4日(土) ~平成18年4月16日(日)

那須野が原に地下水を求めた『水先生』

『水先生』。農家の人々は尊敬の念と親しみを込めてそう呼びました。
 提橋昇氏は県立那須農業高等学校(現那須拓陽高等学校)勤務時代、地学クラブ部員とともに地下水の調査をはじめました。
 電気探査機による調査は精度が高く、旧西那須野町簡易水道の水源探査をみごとに成功させました。その後、那須野が原を中心に県内各地で農業用水の計画的な利用が可能となり、水田化に多大な貢献をされました。
 那須野が原博物館では、提橋氏並びに山水会の方々よりこれらの貴重な資料をご寄贈いただきました。
 このたびの展示では、寄贈いただいた資料の中から、地下水の調査資料を中心に、地学クラブに関する資料や南那須町(現那須烏山市)で発掘されたクジラ化石の調査資料などを紹介しました。

くらしの民具・住

テーマ展

くらしの民具・住

平成18年2月4日(土) ~平成18年4月16日(日)

人々の住まいとともに

那須野が原博物館では、くらしの民具シリーズ第2弾として、「くらしの民具・住」を開催しました。今回の展示では、家の内外で使われた住まいの用具を中心に展示しました。
 民具は、文字に現れない庶民の暮らしを再現するためには貴重な資料です。
 民具に表れた先人たちの知恵を感じ取ることはできましたか。

錦絵-描かれた近代の姿-

美術展

錦絵-描かれた近代の姿-

平成17年12月10日(土) ~平成18年1月29日(日)

文明開化の足跡

錦絵は、浮世絵の一種で、宝永・正徳頃(1700年代)初めに作られた紅摺絵を先駆とします。そして、明和期(1760年代)以降、「錦絵」と呼ばれるようになります。
 その創始期の代表的な絵師が鈴木春信です。以後、明治まで錦絵は浮世絵版画の基本的様式として用いられました。
 那須野が原博物館では、明治期の那須野が原開拓を中心に近代史を扱う中で、錦絵が「近代の姿を映し出す鏡」として、大変有効な資料として位置づけ、継続的に収集してまいりました。特に文明開化をテーマとした鉄道・建物・博覧会などの錦絵を中心としています。
 このたびの企画展では、収集した作品の中から精選して約60点の錦絵を展示しました。

那須塩原・風景の記憶-刻まれた人と自然の姿-

新市記念展

那須塩原・風景の記憶-刻まれた人と自然の姿-

平成17年10月22日(土) ~12月4日(日)

国指定重要文化財「奥州道中分間延絵図」公開!!

新市「那須塩原市」の誕生を記念して、那須塩原市の魅力を歴史・美術・文学の各分野から紹介しました。
 那須塩原市では、槻沢遺跡に代表される那須野が原の縄文時代をはじめとして、中世の源頼朝の那須野巻狩りや近世の新田開発、近世の五街道としての奥州道中の宿場として鍋掛・越堀が活気を呈しました。そして近代に入り明治政府の殖産興業政策に基づく那須野が原の開拓など、多くの歴史を刻んできました。また、鍋掛地区からは近世の南画家として名を馳せた高久靄厓が誕生し、高橋由一・川瀬巴水・刑部人らが盛んに風景を描きました。
 さらに、文人たちは塩原の渓谷美の中で作品を生み出しました。
 こうした素晴らしい那須塩原の姿や個性を掘り起こし、那須塩原市の持つ魅力の一端を紹介しました。
 あわせて、展示図録も発行しました。

特別展講座

「那須塩原・歴史街道-奥州道中-」

平成17年10月29日(日)PM1:30~

講師:手塚良徳氏(元益子高等学校長・街道研究家)


「南画家・高久靄厓」

平成17年11月12日(日)PM1:30~

講師:橋本慎司氏(栃木県立美術館主任研究員)


「塩原を愛した文人たち」

平成17年11月26日(日)PM1:30~

講師:千葉昭彦氏(塩原文学研究会顧問)


2005那須塩原の記憶

「あなたの写真が那須塩原の歴史を刻む」

募集期間:平成17年8月2日(火)~12月3日(土)

那須塩原市内の風景(建物・街並み・年中行事など)を題材として捉えた写真を募集しました。応募いただいた写真は10月22日(土)~12月3日(土)の期間、エントランスギャラリーにて展示し、12月4日(日)にタイムカプセルに収納し、博物館にて保存しました。

そこに居ます-神・仙・仏・怪、そして人間-

県美術外展

そこに居ます-神・仙・仏・怪、そして人間-

平成17年9月10日(土) ~10月16日(日)

そこに居ます-神・仙・仏・怪、そして人間-

栃木県立美術館は、昭和47年に開館して以来、さまざまな企画展を開催する中で、優れた美術作品を収集しています。
 このたびは、そうした収蔵作品の中から、テーマのもとに優れた作品を展示しました。
 テーマは「そこに居ます-神・仙・仏・怪、そして人間-」
 作家が対象として描いた神秘的な絵画や、一見なにげない作品の裏側に潜むメッセージを伝える作品を展示しました。皆様の感覚や感性により、さまざまな見方ができたと思います。
 「そこに居る」作品との対話はいかがでしたか。
 また、今回の展示にあわせて、エントランスホールにてギャラリーコンサートを開催しました。音楽と美術につつまれた夜のひとときをすごしました。

記念講演会

「わき出るイメージ」

平成17年9月17日(日)PM1:30~

講師:竹山博彦氏(栃木県立美術館特別研究員)


ギャラリーコンサート

「美術と音楽の夕べ」

平成17年10月8日(日)PM7:00~8:30

演奏:マロニエ弦楽四重奏団

-飛んだり・跳ねたり・泳いだり- おいでよ!ムシむしワールド

テーマ展

-飛んだり・跳ねたり・泳いだり- おいでよ!ムシむしワールド

平成17年7月9日(土) ~8月28日(日)

昆虫博士に挑戦!!

地球上で最も繁栄した生き物といわれる昆虫。私たちの身の周りにはたくさんの昆虫であふれています。彼らはいろいろな環境に適応するために、あらゆる形に進化し、独自の生活スタイルを築いてきました。
 今回の展示では、そんなおもしろい昆虫の特徴から環境別に見た昆虫の暮らし、昆虫採集のポイントなどを紹介し、また、子どもたちに人気の日本産クワガタムシ全亜種も一挙公開しました。さらに「生きムシコーナー」ではカブトムシの王者「ヘラクレスオオカブト」をはじめ、生きている世界のカブトムシ・クワガタムシが登場しました!
 ムシむしクイズやイベントも盛況でした。イベントの詳細は下記をご覧下さい。(すべて終了しております。)
 さらに、昆虫のくらしや楽しさがひと目でわかる「ガイドブック」を発行しました。

記念講演会

「チョウ探索『奥の細道』-英国人フェントンの採集旅行-」

平成17年8月20日(日)PM1:30~

講師:中村和夫氏(宇都宮大学名誉教授)


昆虫教室

「ムシ採りに出かけよう」

平成17年7月17日(日)AM9:00~11:00


「昆虫コレクションに挑戦しよう」

平成17年7月18日(祝)AM9:00~11:00


ちびっこ ムシむしコンテスト

「ジャンボクワガタ・チビッコクワガタを集めよう!」

応募期間:平成17年7月9日(日)~8月15日(月)

みんなが捕まえたカブトムシ・クワガタムシを博物館に持ってきてください。一番大きなものと一番小さなものを展示期間中エントランスホールに展示します。優勝者にはすてきな記念品をさしあげます。きみはナンバー1になれるかな?

高橋由一・石版画展 -三県道路完成記念帳の全容-

美術展

高橋由一・石版画展 -三県道路完成記念帳の全容-

平成17年6月11日(土) ~7月3日(日)

三県道路完成記念帳全128図一挙公開

高橋由一が三島通庸の依頼により制作した「三県道路完成記念帳」(栃木県20図・福島県53図・山形県55図)の全128図を一挙に公開しました。由一は、「近代洋画の祖」として、日本の洋画を切り開いた画家です。また、三島通庸の依頼により、1884(明治17)年に栃木・福島・山形とスケッチ旅行を行い「石版画下絵」を描きます。それを元に石版画の制作を行い、「三県道路完成記念帳」50セットを作り上げます。
 今回の企画展にてその全容を紹介し、「石版画下絵」「三県道路完成記念帳」「山形新道石版画帳」「鑿道八景」など、一連の東北旅行で描かれた作品を集録した図録を発行しました。

チョキチョキちょっきん エビ・カニ君

県移動博

チョキチョキちょっきん エビ・カニ君

平成17年4月23日(土) ~6月5日(日)

流氷の妖精「クリオネ」期間限定で特別展示

大きなハサミを持ったエビ・カニの仲間。貝を背負ったヤドカリの仲間。おいしい海の幸としても皆さんに人気の仲間たちですが、その違いやくらしは意外と知られていません。今回の展示では、そんなエビ・カニ・ヤドカリの姿かたちと生活のようすを紹介しました。「あっ」と驚く不思議な形をした仲間も登場しました。また、流氷の妖精「クリオネ」がゴールデンウィーク限定特別展示として登場しました。(4月29日(金)~5月5日(木))
 かわいい妖精の姿はいかがでしたか?

記念講演会

平成17年4月30日(土)PM1:30~3:30「エビ・カニ君の??」

講師:古野勝久氏(県立博物館特別研究員)