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那須野が原博物館
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館長挨拶Greeting

館長挨拶

館長からのメッセージ

■ 館長からのメッセージ

     那須野が原博物館へようこそ
  那須野が原博物館は、総合博物館として自然系4分野(地学・植物・昆虫・昆虫以外の動物)と人文系5分野(歴史・考古・民俗・美術・文学)を対象としています。より広い分野を持つことで、市民生活の「根っこ」となる自然・文化の資料を収集しています。現在、約10万点の資料を有しています。これを「地域遺産」と位置づけ、後世に伝える使命を持って活動を行っています。
  今年で21年目を迎える当館では、博物館のより良い姿を求め、これからの博物館の在り方を構築する上からも、平成24年度よりいち早く「博物館評価」を導入しました。令和7年度は、第3次中期計画(目標)の2年目にあたりますが、引き続き「市民との協働」で、博物館の活動において、市民との協働のより良いあり方を、追い続けて行きます。
  令和7年度の企画展は、美術作品に描かれた生き物を紹介する「アートでみる いきものたち」を開催し、その後恐竜が陸上で繁栄を遂げた中生代に海の生態系の頂点に君臨した海竜を紹介する特別展「海の王者・海竜」、そして、家電など昭和の民具から昭和の生活を伝える企画展「昭和レトロがエモイ件」、絵図や地図から那須塩原の姿を追う「古地図に描かれた那須塩原の姿」を開催いたします。内容的にも充実し、楽しみながら見学できるよう工夫を凝らした展示で、ご堪能いただけるものと思います。近年、美術作品を見たいとの声が多く、そういった声に答えるべく、平成30年度からなはくアートスポットのコーナーを設け、定期的に現代美術を中心とした美術作品を展示しております。ごゆっくり鑑賞していただければ幸いです。
  教室講座につきましては、一般・子ども・親子を対象としたメニューを揃えています。那須文化セミナーは、歴史の分野を取り上げ5回の開催を予定しています。特に、子どもたちには体験・観察を重視した内容とし、実体験型活動を目指しています。化石発掘隊、カエル観察会、子ども土器づくり教室、親子昆虫教室、子ども科学教室、きのこ観察会の開催を予定しています。多くの参加申し込みがあり、好評を得ています。
  また、近年多くの親子の皆さんに人気のある親子体験チャレンジですが、今年度も事前予約制とさせていただき、15回の実施を予定しております。さらに、美術の教室として、美術作家と交流を図りながら美術に対する理解を深める、なはくアートプロジェクトを開催します。今年は3回の実施を予定し、美術作家と一緒に作品作りもできますので、ぜひご参加ください。
  博学連携事業において、令和7年度の学校の博物館利用は、小学3年生の昔の道具については、家電の体験を取り入れたメニューをご用意しています。小学4年生の開拓の学習については、今までと同様の開拓の苦労を体験するメニューとなっております。当館では学校支援ボランティア「石ぐら会」が、黒磯郷土館では「いろりの会」が、より良い学習のために精力的に子どもたちをサポートしています。ぜひ、ご来館ください。
  多くの方に親しまれる博物館をめざし、事業に取り組んでまいりますので、今後とも、よろしくお願い申し上げます。
  那須野が原博物館の事業は、このホームページで逐次お知らせしてまいります。