平成28年度開催の展示
企画展
版画、いろいろ
平成29年2月25日(土)~4月16日(日)
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![版画、いろいろ](../images/exhibit/pastplan2018_10.jpg)
本展では、当館が所蔵する魅力あふれる版画作品を展示しました。一言で「版画」と言っても、その表現は多種多様です。明治期の近代化を描いた高橋由一の石版画や三代広重らの「錦絵」、大正・昭和期の川瀬巴水の木版画や舟越桂をはじめとした現代の版画を紹介しました。期間中、外部の講師を招いて開催した「木口木版を刷ってみよう」や担当職員によるワークショップを各1回開催し、版画の魅力を体験をとおして紹介しました。
企画展
昭和のくらし探検隊!
平成28年12月10日(土)~平成29年2月19日(日)
![昭和のくらし探検隊!](../images/exhibit/pastplan2016_1.jpg)
![昭和のくらし探検隊!](../images/exhibit/pastplan2016_2.jpg)
60年以上続いた「昭和」の時代は、前半の戦争の時代から昭和20年からは戦後復興、そして高度成長の時代でした。このため、人々のくらしは大きく変わりました。物資の少ない時代から高度成長により、電化製品が生活を潤す時代へと変化して行きました。こうした、昭和のくらしを時代を追って展示し、昭和30年代の室内のジオラマでは、茶の間・寝室・台所・土間を再現し、生活資料を展示しました。また、道具の変遷や昔のおもちゃの展示、昭和の映画ポスターも展示しました。子どもたちは、親子で来館し、高齢の方々にも好評でした。
特別展
塩原温泉ストーリー
平成28年9月17日(土)~11月27(日)
![塩原温泉ストーリー](../images/exhibit/pastplan2016_3.jpg)
![塩原温泉ストーリー](../images/exhibit/pastplan2016_4.jpg)
塩原温泉は、溪谷の美しさと豊富な湯量、そして肌にやさしい温泉とが、来塩する人々を魅了しています。このたびの特別展では、近代以降の塩原にスポットを当て、昔の塩原温泉の各旅館を紹介しました。塩原温泉の発展の基礎となった三島道路や塩原軌道の資料を展示しました。政財界の人たちがいち早く来塩し、多くの別荘が建てられました。また、塩原は文学者を魅了し、画家を魅了しましたが、その多くの作品を一堂に展示しました。このたび、はじめて東京国立近代美術館所蔵の山元春挙作《塩原の奥》4巻を公開しました。関連行事では、宮内庁書陵部の研究者を招き記念講演会を開催し、地元の人たちによる塩原座談会も満員盛況でした。見学会では、自然編・交通編・文学編に分かれて実施しました。特別展に併せ図録『塩原温泉ストーリー』(実費頒布1,000円)を発行しました。
特別展
ホネ博2016
平成28年5月28日(土)~8月28日(日)
![ホネ博2016](../images/exhibit/pastplan2016_5.jpg)
![ホネ博2016](../images/exhibit/pastplan2016_6.jpg)
ホネ博2016では「飛ぶホネ」「掘るホネ」「泳ぐホネ」など、ライフスタイルごとに脊椎動物の骨格を展示し、ホネの形を楽しみながらなぜこんな形になったのか考えてもらいました。全身骨格のほかにも触れられる標本やクイズを用意し、多くの方に楽しんでいただきました。また、展示を解説するパンフレットを作成し、配布しました。関連事業として、記念講演会や骨格標本を組み立てるワークショップを行いました。